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店舗内装の知識

和モダンな内装作りのポイントとは

オフィスや店舗の内装を考える時、どのようなテイストにしたらいいのか悩んだことはありませんか。

自宅の内装とは違い、いろいろな人が利用する場所だと個人の趣味だけで決めるわけにはいきません。

そこでおすすめなのが、幅広い層から人気のある「和モダン」です。

和モダンって何?

和モダンは和風モダンとも呼ばれており、「和」の要素とモダンな「洋」の要素を融合させたスタイルです。

ただ、特に決まった定義はないので、好みに合わせて和の要素を強くしたり、ポイントで少しだけ取り入れられたりするなど調整することもできます。

現代的でおしゃれな内装は若い世代の人たちからは好まれますが、スタイリッシュ過ぎると親しみやすさが欠けてしまいます。

しかし、そこに和の要素を加えることで、ぬくもりのある落ち着いた空間へと変化させることができます。

おしゃれなだけでなく安らぎを感じる「和モダン」は、若い世代から年配者までの幅広い層の人が過ごしやすい空間だと言えます。

多くの人から好まれる和モダンは、落ち着いた雰囲気にしたいオフィスや店舗に取り入れられることも増えています。

vakelが手掛けた和モダンの内装事例はコチラ

和モダンな内装作りのポイント①内装デザイン

和モダン特徴として壁・床・天井など内装のどこかに木を使用し、ぬくもりのある空間になっていることが共通しています。

内装の大きな面積を占める壁には、和紙でできた壁紙を使う場合もあります。

和の要素として畳を取り入れる場合もありますが、必ず畳がなければいけないということではありません。

もし畳を使用するのなら一般的な和室に使われる「縁付き畳」ではなく、正方形の「縁無し畳」がおすすめです。

この縁無し畳は、2色の畳を市松模様のように交互に配置して使うのが一般的です。

畳の色も多くのバリエーションがあり、色の組み合わせを「黒と白」や「黒とグレー」などにすると、畳を使用していてもモダンな印象になります。

畳以外に「障子」も和の要素が強いものですが、デザインを工夫すれば洋風な空間にもマッチさせることができます。

例えば、木枠の部分を不規則な間隔にしてみたり、障子の紙の部分を布やガラスなどに変えたりすると、障子の「光を通す」という長所を残したままデザインに変化をつけられます。

他にも「床の間」や「小あがり」も海外にはない日本独特のものなので、上手に取り入れれば「和モダン」の内装を作るうえでアクセントになります。

和モダンな内装作りのポイント②和インテリア、和雑貨

和モダンな空間を作るには、そこに置く家具や雑貨などインテリアにも気を配る必要があります。

どんなインテリアでも欠かせないのが照明ですが、ここにも和の要素を取り入れることができます。

ペンダントライトのシェードが麻や竹、和紙でできているものが多く販売されており人気です。

見た目が「和」のデザインであることもそうですが、和紙など素材を使うと電球の光を優しいものに変える効果もあるので、和モダンらしい落ち着いた空間を作るのに一役買います。

また、オフィスや店舗の場合はテーブルや椅子を設置することもあり、和の内装にこうしたものを合わせるのが難しいと考える人も多いようですが、色や素材を工夫することで空間に馴染ませることができます。

テーブルや椅子だけでなく、「洋風」の印象が強いソファなども取り入れることができるので、それも和モダンの強みと言えます。

和モダンの内装に雑貨を置くのなら、木や竹などの自然を感じる素材でできたものか、高級感のあるものがおすすめです。

反対に安っぽく見えてしまうプラスチック製の雑貨などは、空間から浮いてしまうので避けた方が良いです。

和モダンな内装作りのポイント③色使い

和モダンな内装を作るうえで重要なのが色使いです。

派手な色を使用することはあまりなく、黒や白など色見を抑えたデザインであることが多いです。

和の要素として木や畳など自然を感じる素材を取り入れることがありますが、あまり多く取り入れると「モダン」から離れてしまい、「ナチュラル」なテイストになってしまいます。

そこで柱や窓枠、障子の木枠などを黒くすると、木の素材の良さを活かしつつ、スタイリッシュな印象にすることができます。

また、白は「和」にも「洋」にも合う色で、落ち着いた印象を持たせることができるため、和モダンの雰囲気を作るのには欠かせない色です。

白と黒のモノトーンで統一すればそれだけでモダンな印象になりますし、和風のインテリアともよく合います。

アクセントとして色を入れるのならば、派手な原色よりもモスグリーンなどのアースカラーや、朱色や藍色など和の要素を持つ色がおすすめです。

和モダンな内装作りのポイント④植物

和モダンの落ち着いた空間を作るのに、植物を置くこともおすすめです。

観葉植物と聞くと洋風なインテリアに合わせるイメージが強いですが、植物を入れる鉢などを工夫すれば、和モダンの雰囲気を壊すことなく置くことができます。

和モダンに合わせるのなら、洋風の植物を和風の鉢に入れて飾るのもおしゃれです。

陶器でできた鉢なら植物も引き立ち、和風のインテリアにも馴染みます。

鉢の中に化粧砂や玉砂利を入れるのも、アレンジとしては簡単にできます。

また、植物そのものを和の印象の強いものにすれば、それだけで雰囲気を作ることができます。

和風の植物というと盆栽を思い浮かべる人も多いですが、観葉植物は盆栽よりも手入れが楽なので人気です。

和のイメージに合う観葉植物として有名なのは「シュロチク」です。

シュロチクは高級料亭や旅館に飾られていることも多く、葉が細長い竹に似ている植物です。

背の高い植物なので、家庭よりもオフィスや店舗に置くのに向いています。

和モダンな内装作りのポイントとは

まとめ

和モダンな空間を作るには「和」と「洋」のバランスを取ることが何より重要です。

和の要素が多すぎると垢抜けない印象になってしまいますし、少なすぎても効果を発揮できません。

また「和」と「洋」それぞれの主張が強すぎると、ちぐはぐな雰囲気になってしまいます。

両方の良さを上手に活かし融合させることが必要ですが、素人が考えるには難しいものです。

 

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もしオフィスや店舗の内装でお悩みなら、一度検討してみて下さい。

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