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知っておきたい知識

顧客を惹きつける店舗の入口デザインとは?

店舗にとって入口のデザインは、売上にも大きな影響を及ぼします。

そのため、入口のデザインをするときには、特別な配慮が必要となります。

そこで今回は、顧客を惹きつける効果がある店舗の入口デザインについて詳しく解説していきます。

店舗の入口に求められることとは?

店舗の入口デザインが顧客を惹きつけるものでなければ、入店を促すことができません。

「入口のデザインなんて、どうでもいい」と考えるのではなく、店舗経営者ならば「店の顔」となる店舗入口のデザインにもしっかりと配慮をする必要があります。

 

まず、店舗の入口について検討する時には、「お客様の目に留まるかどうか」という点について考えることがポイントです。

店舗入口がある程度目立つデザインであることは、新規顧客を獲得し、安定した経営を維持するためには重要です。

店舗の入口デザインで悩んだときは、「お客様が歩いて来る方向」を意識してみましょう。

歩いてくるお客様にとって、目に留まりやすく入店したくなるようなデザインを考慮する必要があります。

物件が決まっていないのであれば、契約前に顧客候補の動きをチェックしてみると良いでしょう。

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次に、「どんな店なのかがすぐに分かる」ということです。

店舗の入口を見ただけでその店のコンセプトが理解できると、その時点でお客様は入店するか否かを判断することができます。

例えば、入口に商品やメニューが設置されていると、判断基準になるでしょう。

店舗入口から店内の様子を見ることができることも、安心して入店することができるといったメリットもあるので、店の外から出も内装デザインがある程度は見えるような工夫が求められます。

また、そもそも入口がどこかすぐに分からないと入店には至らない可能性が高いため、店舗の入口がどこにあるのかすぐに分かるようにしておくこも大切です。

 

さらに、店舗入口のデザインから、多くの人が良い印象を受けるかどうかといった点も重要です。

新規店舗のデザインを「個性的なデザインか否か」といったことに執着してしまう人もいます。

しかし、独りよがりの個性は、周囲の人に受け入れてもらえない場合があります。

「利用しやすいかどうか」「何度も足を運びたいと考えるか」など、お客様の視点に重きを置いて入口デザインを考えることがポイントといえるでしょう。

デザインを練るにはターゲット層を絞ろう

新しく店舗をオープンする時に「多くの人に利用してもらいたい」と考えるのはごく自然なことです。

また、店舗の入口デザインだけでなく内装デザインに関しても、「みんなに好かれるものにしたい」と考えることは決して悪いことではありません。

しかし、こういった考えの全てをデザインに反映させるのは非常に難しいといえます。

デザインを考える際には、まずはターゲット層を明確にしておくことがポイントです。

誰にでも好かれようとはせず、店舗のターゲットに則したデザインを選択することが重要です。

ターゲット層を設定する時には、年齢層・ライフスタイル・趣味嗜好などを細かく設定していきます。

例えば、店舗を利用する対象となる層が、ファミリーなのか、それとも男性営業マンなのかでは、店舗のデザインが大きく異なってきます。

デザインを検討するにあたっては、ターゲット設定を細かく行い、そのターゲットが積極的に店舗を利用できるような入口デザインを実現する必要があります。

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地下や2階以上に店舗があるときは?

店舗の入口デザインに関する話をすると、1階にある店舗をイメージしている経営者も多いのではないでしょうか。

しかし、実際のところは、1階という恵まれた条件で営業している店舗ばかりではありません。

1階に店舗があると、より多くの人の目に留まりやすく、お客様も入店しやすいといったメリットがありますが、ランニングコストや初期投資費用などの関係から、一見すると不利と考えられるような立地で店舗を経営しなければならない場合もあります。

地下や2階以上に店舗があるときでも、工夫次第で顧客を惹きつけることは可能です。

 

まず、階段周辺などに目に留まりやすい看板を設置することをおすすめします。

店舗をオープンして間もない頃は、店舗の存在自体が知られていません。

しかし、高額な宣伝広告費を使うことができない場合、より多くの人に店舗の存在をアピールするためには、看板を設置するという原始的な方法が一番効果的です。

すぐに入店に至らないとしても、確実に店舗の宣伝になります。

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次に、店舗の雰囲気が伝わりやすいように店内の写真を提示しましょう。

地下や2階以上に店舗がある場合は、どんなに内装デザインにこだわっても、お客様が外から店内を目視確認することは不可能です。

そういった状況でも安心して入店してもらうためには、店舗入口に店内の写真を設置すると良いでしょう。

店内の様子が分かると、お客様も安心して入店することができます。

また、内装デザインを気に入って入店につながる可能性もあります。

入りたいと思わせる入口を!

店舗を経営する時には、多くの経営者が「繁盛店」「地域一番店」への成長を願うものです。

その目標を達成するためには、多くのお客様にリピーターになってもらうと共に、新規顧客を獲得し続ける工夫が求められます。

より多くの人に注目され、実際に利用してもらえるような店舗を作り上げるためには、内装デザインだけでなく、入口デザインについてもしっかりと検討することが大切です。

入口デザインをはじめとする店舗の外観は、店舗独自のメッセージを伝えることができます。

店舗の入口デザインから「どんな業態の店舗か」という点がひと目見ただけでわかると、お客様は入店するかしないかを判断しやすくなります。

また、入口デザインにはコンセプトが反映されているため、ターゲット層にダイレクトにアピールできる効果も兼ね備えています。

そのため店舗入口のデザインを練る時は、万人を対象にするよりもターゲット層を絞ることも重要です。

入口デザインで悩んでいて、方向性がなかなか決定しないのであれば、それはコンセプトが曖昧となっている可能性が考えられます。

今一度原点に立ち返って、コンセプトを明確にすることからはじめると、入口デザインがスムーズに決まる場合があります。

多くの人が「入りたい」と思わせる入口デザインを生み出して、入店を促していきましょう。

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