理想を叶えよう!美容室の内装工事、デザインのポイントや工事費用など
美容院を新しく開店する際に内装のデザインは重要視したい部分です。
デザインを決めること以外にも、費用の見積もりや設計の打ち合わせなど欠かせないポイントはたくさんあります。
美容院のコンセプトを開店後にお客様にしっかりアピールできるように計画を練っていきましょう。
美容室の内装工事までの流れ
美容院が完成するまでには、しっかりと計画を立てて事前に準備や打ち合わせをする必要があります。
まず、開業には多くの資金が必要ですが、デザインにこだわるあまりに内装工事にお金をかけすぎて、開業後の運転資金に余裕がなくなることがないようにしましょう。
資金が確保できたら、自身で店のコンセプトを確定させます。
次に内装デザインの設計ですが、まずは設計会社をしっかりと選定しましょう。
そして、あらかじめ決めておいたコンセプトやデザインを行き違いが起こらないように打ち合わせで細かく伝えます。
肝心なのはこだわりたいポイントや細かい希望などがあれば遠慮なく伝えることです。
後々納得できない仕上がりにならないように意思を伝えることは非常に重要です。
伝えるのが難しいのであれば、参考となる写真や実際にある店舗のイメージを見せることで意思の疎通がしやすくなります。
設計図が完成したら施工会社を決めましょう。
施工会社に設計から依頼した場合は施工も引き続き依頼できます。
デザイン会社や建築事務所などに設計図を頼んだ場合は、複数の施工会社に見積もりを頼んで比較・検討を行いましょう。
施工会社は、設計会社に聞けば紹介してもらえることが多いです。
見積もりにかかる日数は1〜2週間ほど、工事開始から完成までは早くて2週間、最長で1カ月ほど日にちがかかります。
内装工事が始まってからも工事現場に足を運び、実際に目視して確認することをおすすめします。
依頼通りに進んでいるか、スケジュールに変更はないかもその都度聞いておきましょう。
美容室ならでは!内装デザインのポイント
内装のデザインに関しては、外せない重要なポイントがあります。
まずターゲットを明確にすることです。
その土地にはどのような年代の人が多いか、どのような需要があるのかなどを調べ、設定したターゲットと合っているかも確認しましょう。
繁華街などの場合は、周囲にも美容院があるかどうかを必ず調査しておきましょう。
もし他の美容院があれば、その店舗とどうすれば差別化できるのかも判断基準に含めなければなりません。
次に、見た目です。
美容院はおしゃれで魅力的な印象を与える必要があるので、見た人にインパクトを与えられるようなデザインを心がけましょう。
お店を写真付きで宣伝するときに、思わず行ってみたいと思われるようなデザインが効果的です。
お客様に気分よく落ち着いて過ごしてもらえるか、リピーターになってもらえる空間であるかなど、お客様目線でデザインすることも大きなポイントです。
パーマやカラーリングをするのであれば長時間美容院で過ごしてもらうことになりますし、男女ともに定期的なヘアメンテナンスが必要になります。
工夫して安心感を与られるデザインにしましょう。
最後に、スタッフが効率よく作業ができるかというポイントです。
席や機器の設置の仕方やレイアウトによる動線を工夫したり、機器や素材は汚れがつきにくいものを選ぶなどメンテナンス部分を考慮したりして、デザインを最終決定しましょう。
美容室の内装工事の費用
内装工事の費用には、水道やガス、電気の工事、シャンプー台などの水やお湯を使う機器の設置も含まれてきますので、設備工事の費用は多めにみておきましょう。
内装工事にかかる費用は開業費用の全体の半分以上になります。
工事費は床や壁の素材によって異なりますし、場所が居抜きかどうかによっても変わってきます。
通常であれば1坪で30万円から50万円くらいかかるといわれています。
床や壁に大理石など高価な素材を使えば、1坪あたりの金額は安価なビニルタイルなどとくらべて3倍以上かかります。
また、一括して全ての行程を行ってくれる会社に依頼するか、デザインと施工をそれぞれ別の会社に頼むのかによっても費用は異なります。
一般的には、一括して設計~デザイン~施工の全てができる会社に依頼したほうが安くなるでしょう。
コスト削減になる?居抜きのメリットデメリット
残っている設備を有効利用したり費用を抑えたりすることを目的に、居抜き物件を検討する方法もあります。
しかし、美容院では多くの機器を扱いますので、以前の店舗も美容院であったということでなければ居抜き物件はやめておいたほうが無難です。
以前の内装が残っているがために必要ない部分の解体に費用がかかったり、イメージ通りのデザインや雰囲気を表現できなかったりする可能性が高いです。
以前の店舗も美容院であった場合は居抜き物件を検討してもいいでしょう。
しかし、なぜ以前の美容院がそこでの経営をやめたのか、その場所に開業することに対して問題はないかを入念に調べる必要があります。
メリットとデメリットを考慮したうえで、後悔することのないよう選択しましょう。
実は…内装だけじゃない、立地も重要
内装が完璧でイメージ通りのお店が完成しても、立地に問題があれば集客が難しい場合があります。
立地はとても重要な部分ですので必ず調べておきましょう。
ポイントとしては、まず人目につきやすい場所にあること、交通が不便でないか、商業施設内以外の場所であれば駐車場がなくても問題ないかなどです。
また、イメージしているターゲット層が、その土地の人口や雰囲気に一致しているかどうかも確認しましょう。
さらに、新規客を得るためにはその場所の人の流れも重要になります。
このように、集客には立地条件も大きく関わりますので押さえたいポイントです。
予算内で理想の美容室を目指そう!
せっかく美容室の内装工事をするのであれば、限られた予算内ではあっても目的や理想を実現したいものです。
依頼先については、設計と施工をともに行う施工会社に依頼することもできますし、デザイン会社や建築事務所など設計と施工を別々に依頼することもできます。
なかでも、設計からデザイン、施工の全てを担当する会社があれば、費用の面から考えて優位ですし、話もスムーズに進めていきやすいです。
また、美容院のデザインや設計の実績がある会社を選んだほうがより相談に乗ってもらいやく、有益な提案ももらえるでしょう。
相談の際に過去の写真やデザインを見せてもらうとよいでしょう。
コンセプトに込めた思いを予算内で実現でき、デザインや、開業後の機能性や耐久性など、全てのバランスを考えて柔軟な対応ができる会社をお探しなら、vakelはいかがでしょうか。
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