サロンの開業には内装デザインが超重要!内装デザインのポイントと工事費用など
新しくサロンを開業するには、さまざまな準備が必要です。
土地・建築業者選び、コンセプトや価格の決定、スタッフの確保など、するべきことは盛りだくさん。
なかでも特に重要なのは、どのような内装デザインにするかということです。
内装デザインは、サロン経営成功に欠かせないカギを握っています。
サロンの内装デザインが超重要な理由
サロンが繁盛するためには、より多くのリピーター客を獲得していくことが欠かせません。
新規のお客様の多くが、初回に受けたサロンの印象で今後リピートするかどうかを決めます。
お客様に与える印象を大きく左右するのが、内装デザインです。
サロンを訪れるお客様は、キレイになりたいという希望を持っています。
その希望を実現してくれそうかどうか、また継続的に通いたくなるサロンであるかどうかをお客様は見ているのです。
そのため、足を一歩踏み入れた瞬間から目にする内装デザインは、お客様にどんなサロンであるのかを伝える良い手段となります。
サロンの内装デザインにはウリとコンセプトを明確にする
美しいだけやお洒落なだけの内装は、すぐれたデザインとはいえません。
お客様のリピートにつながる良い印象を与えるには、サロンのウリやコンセプトをきちんと表現した内装デザインが必要です。
リーズナブルな価格設定がウリのサロンなら、敷居が低く気軽に通える雰囲気を表現するとよいでしょう。
非日常的なラグジュアリー感がコンセプトのサロンであれば、高級感のあるデザインが適しています。
コンセプトを追求した内装デザインは、サロンの世界観を確立させてくれます。
一方で、内装の細部にまでこだわりを入れることで、施工の費用も高くなりがちというデメリットもあります。
内装デザインを業者に依頼する際は、予算とこだわりのバランスを考えることも重要です。
サロンの内装デザインの場所ごとのこだわりポイント
1 エントランス、外観
ふと通りがかった新規のお客様を魅きつけるには、エントランスと外観のデザインが大きな役割を果たします。
丸みのある門型のエントランスにして入りやすい雰囲気を演出したり、上品な石畳を敷いてサロンへの興味を引いたりと、方法はさまざまです。
ガラス張りの大きな窓を設置して、中の様子を垣間見えるようにするのも効果的です。
門や窓枠の色を赤などで目立つ色で着色し、ポイントカラーで目を引くのもおすすめです。
2 エントランス受付
サロンに入って必ず通ることになるのが受付です。
受付の内装とスタッフの対応で、サロンの第一印象が決まります。
曲線や暖色を使った親しみやすいデザインや、ホテルのような洗練された受付にして美のプロフェッショナル感を演出するのもよいでしょう。
オフィス街の一角にあるサロンであれば、会社帰りにも立ち寄りやすいようあえてオフィス寄りのデザインにすることもあります。
3 待合スペース
待ち合いスペースでは、予約が混み合っている場合など、お客様が思いのほか長い時間を過ごすことがあります。
いかにお客様にストレスを感じさせず、リラックスして待ってもらえるかが待合スペースの内装づくりのポイントです。
癒し効果のある暖色系のコーディネートや、お客様同士の視線が重ならないような席の配置がおすすめです。
ソファなどの家具も内装業者に依頼する場合は、座り心地のよいものをセレクトしてもらいましょう。
4 カウンセリングスペース
スタッフが資料などを見せながら行うカウンセリングの場合、テーブルと椅子の設置が必要となります。
個別のテーブルにするか、カウンターなど相席のテーブルにするかでお客様の印象は変わるでしょう。
身体の個人的な悩みを相談しやすいのは個別の机ですが、その分スペースをとるので予算とのバランス調節が必要です。
5 施術室
サロンの要となるのが施術室です。
カーテンや壁で仕切る個室タイプと、大部屋にいくつもの施術台を並べるオープンタイプがあります。
高級感やプライベート感を大切にしたいのであれば個室タイプ、気軽に行けるサロンを目指すのであればオープンタイプが好まれます。
あくまで施術を行うのが目的の部屋ですので、内装デザインは華美でなく落ち着いたものが好ましいです。
サロンの内装デザインを引き立てるのは照明!
使用する照明によって、内装デザインの見せ方はがらりと変わります。
照明には全体照明と部分照明があり、これらを組みあわせることで空間に奥行きが生まれます。
天井や壁に光を当てると、空間が広く感じられお客様をリラックスさせる効果が期待できます。
施術室の照明は、明るすぎずやわらかな光が望ましいです。
また、使う電球の種類の違いも理解して照明を選ぶとよいでしょう。
温かみのある白熱ランプの色は、くつろいだ空間演出に適しています。
内装工事の費用と坪単価
内装工事費とは、内装の仕上げや作り付けの家具、空調、照明など設備にかかる費用全体を指します。
内装工事費は坪単価と敷地面積によって計算され、坪単価に比例して内装の仕上がりグレードと工事費も高くなります。
坪単価は立地条件や店舗形態によっても変わります。
細部にまでこだわった内装デザインを依頼するのであれば、坪単価が上がる可能性が高いです。
内装工事費用を抑えるポイント
内装工事費用を抑えるためにできることは、こだわりと予算のちょうどよいバランスを見つけることです。
すでにお伝えしたように、サロンのコンセプトを追求すればするだけ内装工事費は高額になりがちです。
しかし、せっかく内装工事をするのに節約のためにコンセプトを諦めてしまっては本末転倒です。
お店の核となる部分の内装は徹底的にこだわり、そのほかの妥協できる部分に関しては予算重視でコスト削減を目指しましょう。
たとえば、施術室を壁で仕切った個室仕様にすると部屋数に応じて内装工事費が上がりますが、落ち着いた完全個室の施術室がサロンのこだわりであるならそこは妥協するべきではありません。
そうではない場合は、オープンタイプにしたり仕切りをカーテンにしたりすることで、かなり費用を抑えることができます。
自分のサロンの軸となるこだわりは何なのかを、今一度考えてみましょう。
美を磨くサロンは美しいサロンで!理想を実現させよう!
目指すべきは、美を求めに訪れたお客様を心から満足させ、またリピートしたくなるサロンづくりです。
そのためには、サロン独自のこだわりと予算のバランスを正しく理解したうえで内装工事を承る業者選びも重要になります。
vakelは、見た目が美しいだけでなくサロンづくりに必要なすべての要素のバランスを考えた内装デザインをご提案、ご提供しています。
内装業者にはぜひvakelをご選択いただき、ともに納得のいくサロンを実現させましょう。