おしゃれで働きやすいレストラン!内装デザインのポイントと内装工事費用
レストランの内装は、見た目のオシャレさもさることながら、きちんと動線が確保されて従業員が動きやすいかもポイントです。
今回はレストランの内装デザインで気をつけておきたいことや、工事の費用相場などを幅広く解説していきます。
内装デザインポイント1… コンセプトを練る
レストランを新規開業する際には、どのような方向性のお店にするかコンセプトを練ることが重要です。
コンセプトは内装デザインにも大きく関わってきます。
ファミリーレストランのようにさまざまな味を低価格で提供するお店と、和食のみを提供する高級な料亭とでは、必然的にお店の雰囲気が異なるからです。
しっかりとしたコンセプトがあれば、内装業者にも自分たちがイメージするお店のビジュアルを伝えやすくなるメリットもあります。
コンセプトのポイントは、例えば「フランス料理を提供する店」といった漠然としたアイディアだけではなく、細かなところまで煮詰めることです。
フレンチレストランといってもさまざまな方向性があります。
提供する料理や内装デザインは、フランスのどの地域のどの時代かによって異なります。
また、どのようなお客様の来店を見込んでいるのかを明確にすることも必要不可欠な作業です。
他店との差別化を図りより魅力的なお店を作るためにも、コンセプトを練る作業は初期の段階できちんと行うようにしましょう。
内装デザインのポイント2… センスのよさ
内装デザインの重要なポイントのひとつに、お客様を惹きつけるセンスのよさがあります。
SNSでお店の画像がシェアされる今日、見た目の良さは宣伝・集客効果にも結びつく大きな問題です。
センスのよさを上げるためには3つのポイントを押さえておきましょう。
ひとつ目のポイントに配色があります。壁や床などに配置される色は店内の大きな面積を占めるため、お店のイメージを決定づけます。
白を基調にしたレストランはファミリー向けの明るいイメージを与え、黒やコンクリートの色である灰色をメインに使ったお店では現代的な雰囲気をかもし出せることでしょう。
また、色は工夫次第で、お客様にこの色といえばあなたのお店といった連想をさせることも可能です。
2つ目のポイントである照明も、お店のセンスのよさを上げるためにこだわりたい部分です。
光によって物の見え方は大きく変わります。
例えば、白色の蛍光灯が天井に並んだお店は、明るく爽やかな雰囲気となります。
逆に電球色の間接照明では、お客様をリラックスさせる効果を持っています。
シャンデリアやスポットライトなど、照明はそれ自体もインテリアの一部となるため、内装デザインを考える際は必ず気をかけるべきものといえます。
3つ目のポイントのインテリアは、お店のセンスのよさに直結するものです。
どんなにさっぱりとした内装のお店でも、少なからず椅子とテーブルはあることでしょう。
お客様と直に接するこれらの部分にこだわることは、リビート率を上げるためにも大切です。
また、インテリアを店内に配置することでお店の雰囲気はがらりと変わります。
例えば、アンティークものを使えば高級感があり落ち着いた感じになることでしょう。
インテリアを上手に使うことで、お店をより個性的なものに仕上げることが可能です。
内装デザインのポイント3… 動線で効率アップ
レストランの内装で特に気をつけておきたいのが、レストラン内で働く人の利便性を考慮した動線です。
通路が狭すぎたり厨房からお客様の席までの道のりが複雑だったりすると、仕事の効率に影響します。
お客様の席同士が近いとお客様に窮屈な印象を与える他、奥の席へのサービスができなくなってしまいます。
その結果、お店の回転率の低下を招き、経営に大きな打撃を与えてしまう恐れがあるでしょう。
また、お客様にとっても動線は重要です。
お客様の席からトイレやレジへの移動が困難であれば、ストレスを感じてリピート率が低下する可能性があります。
動線は問題なくすれ違える幅を確保し、スムーズな移動ができるよう配慮することがポイントです。
より多くのお客様をレストランに入れるために、座席を増やしたいと考えるかもしれません。
しかし、内装デザインについて考える際は従業員やお客様の目線に立って動線の確保をしていくことが、結果的にお店を成功に導くカギとなります。
内装工事費用と坪単価は?
飲食店の内装工事費用の相場は、お店を出すエリアや工事内容などによるものの、一般的な仕様のもので坪単価が30万〜50万円程度となっています。
これは20坪(およそ66平方メートル)で800万円程度の内装工事費用となることを示しています。
ただし、お店の方向性や装飾品の有無など次第で、坪単価が膨らむことも抑えられることもあります。
内装工事費用を抑えるポイントは?
内装工事費用を抑えるポイントに、居抜き物件を上手に活用する方法があります。
居抜き物件とは場所を借りる段階ですでにある程度の内装工事が施されている物件のことで、前に入っていたお店が飲食店であれば厨房の設備などをそのまま転用できます。
スケルトン物件という何も内装工事が施されていない状態の物件からレストランを作るためには、配管工事や電気工事などから始めなければなりません。
しかし、居抜き物件の場合、前の飲食店のオーナーとの交渉次第で、これらの費用を大きく抑えることができます。
続いてのポイントは、内装業者への見積もりは1社だけにせず、複数社に依頼することです。
複数の業者に見積もり依頼することで得られるのは、単純な工事費用だけではありません。
それぞれの業者の考え方も、見積もりのプロセスから得ることができます。
内装工事を依頼する業者は、工事費用の安さだけで決めるのではなく、サービスや提案力などさまざまな要素を考慮して決定することが重要です。
複数の業者に見積もりを取っていれば、気に入った業者の見積もり価格が高い場合引き合いに出して値段交渉も可能です。
お客様にも店員にもうれしいレストランで繁盛店をめざすために
内装デザインを施す場合、内装業者選びはとても重要です。
業者選びのポイントは、施工実績が豊富でデザイン力にも優れているかどうかです。
その両方とも兼ね備えている信頼できるvakelは、あなたの大切なレストランを成功させるきっかけになることでしょう。
レストランの内装デザインにはいくつかの押さえておくべきポイントがあります。
見た目だけではなく利便性にもこだわった、お客様にも店員にもうれしいお店を目指していきます。